妊娠中の大きなお腹を支える「腹帯」。なんとなく必要なものと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし
ママ腹帯は本当に必要なの？
しないほうがいいって聞いたけど･･･
など、不安に思ってしまうママ・パパも多いです。
そこで今回は、ママノベスト編集部が腹帯の必要性について徹底解説します。おすすめの商品や、腹帯に関する疑問にも答えているので参考にしてくださいね。
腹帯はしないほうがいい？なんのためにするのかを解説
日本には、妊娠5ヶ月の「戌（いぬ）の日」に腹帯をつけて安産祈願をする風習があります。妊娠5か月を過ぎたら腹帯をつけなければならないと考えてる人も多いですが、実はそうでもありません。
腹帯は、窮屈さを感じる場合や気分が悪くなる場合、無理につけなくても大丈夫です。母子の状態によっては、腹帯を控えた方が良いケースもあります。
しかし、腹帯には以下のようなメリットがあるため、妊娠中の状態やその日の体調にあわせて、着用するかを検討してみてください。
お腹の冷えを予防する
腹帯をすることで、お腹周りを温めて冷えを予防できます。妊婦さんは冷えによる倦怠感や頭痛など、マイナートラブルを感じやすくなります。冷えを予防することで、妊婦生活がより快適になるでしょう。
妊娠中はホルモンの影響により暑さを感じやすくなりますが、実際には体が冷えている可能性があります。お腹を触って冷たく感じる場合は、腹帯の使用を検討してみましょう。
お腹の冷えを感じやすい方は、すっぽりとお腹を覆える「腹巻きタイプ」の腹帯を選ぶと良いですよ。
外部の衝撃からお腹を守る
腹帯には、外からの衝撃からお腹の赤ちゃんを守る役割もあります。お腹が大きくなると、足元が見えづらく転倒のリスクが高くなります。
さらに、距離感がわからなく、机や棚にお腹をぶつけてしまうこともあるでしょう。何も付けていないときよりも、腹帯をすることでややお腹への衝撃は和らぎます。
しかし、完全に衝撃を防げるわけではないので、妊娠中は特に転倒などに注意してください。
腰痛予防になる
妊娠してお腹が重くなると、上半身を反るようにお腹を支える姿勢になりがちです。さらに、ホルモンの影響で骨盤の関節や靭帯が緩み、腰痛が起こりやすくなります。
腹帯を巻くことでお腹を固定でき、腰痛の予防や改善につながります。腰痛予防には、ベルトタイプの腹帯がおすすめです。なかには、産後の体系リカバリーに使用できる商品もありますよ。
おすすめの腹帯5選
ここでは、おすすめの腹帯を紹介します。さまざまなタイプの商品を紹介するので、腹帯選びの参考にしてくださいね。
第5位：犬印 腹帯 カシュクールらくばき妊婦帯
締め付け感の少ない、パンツタイプの腹帯です。前面のカシュクールは、お腹の大きさに合わせて体にフィットするように変化します。後期つわりなどが辛い人でも着用しやすい商品です。
お腹を下から、腸骨や腰部もしっかりと支えて、重たいお腹をサポートします。すっきりとしたシルエットで、洋服の下に着ても目立ちにくいのも特徴です。
第4位：ANGEL STORE 腹帯 フリー妊婦帯
素肌に直接着用できる、肌触りの良い腹帯です。腹巻タイプのため、腹帯の上からショーツを履けば、トイレのたびに外す手間もかかりません。
取り付けも簡単で、背中でベルトを交差させてマジックテープで留めるだけ。お腹の大きさに合わせてサイズを調整でき、妊娠中期から後期まで使用できます。
第3位：犬印 腹帯 はじめて妊婦帯セット
妊娠初期から後期まで長く使える腹帯です。腹巻タイプの腹帯と、補助ベルトがセットになっています。初期は腹巻タイプで冷えや衝撃からお腹を守り、お腹が大きくなったら補助ベルトをプラスして、お腹を支えましょう。
また、腹巻タイプの腹帯には、お肌に優しいパイル地を使用しています。縫い目が少なく、肌に触れてもチクチクを感じにくい設計になっているのもポイントです。
第2位：ra kuras 腹帯
現役助産師のアドバイスをベースに開発された、ベルトタイプの腹帯です。幅広のダブルベルトが体にフィットし、お腹を安定させて腰痛予防や骨盤への負担を軽減します。
サイドにはメッシュ素材を使用し、通気性がよく蒸れにくいのが特徴。お腹の部分は柔らかいポリエステルが使用され、お腹の冷え予防にもぴったりです。
第1位：Pigeon（ピジョン）腹帯 骨盤ベルト 履くタイプ
パンツとベルトが一体化した腹帯です。履くだけで骨盤の位置にベルトがくるので、初めてでも正しい位置に装着できます。立体設計でしっかりとフィットするので、動いてもずれにくいのが特徴です。
またこちらの商品は、妊娠初期から産後まで長く使用できます。妊娠中はお腹を支えて腰痛や恥骨痛の予防をし、産後は尿漏れの予防や体型戻しに使えますよ。
腹帯に関するよくある質問
腹帯を購入する前に、さまざまな疑問を解決しておきましょう。
腹帯をつけると血流が悪くなるって本当？
腹帯をきつく締め付けすぎると、子宮内の血流が悪くなる可能性があります。締め付けの柔らかな腹巻タイプを使用するか、ベルトタイプを適度な力で着用するようにしましょう。
腹帯を使用して良いか不安な場合は、産婦人科で確認してみるのも良いですよ。
腹帯はどこで買うの？
腹帯は、西松屋やアカチャン本舗などの赤ちゃん用品店で購入できます。さまざまな種類の腹帯から選びたい場合や、つわりで買いに行くのが難しい場合は、楽天やAmazonなどのネットショップの利用がおすすめです。
腹帯は寝るときもつけて良いの？
腹帯は、寝るときにつけても問題ありません。しかし、窮屈に感じる場合は無理してつけなくても大丈夫です。
就寝中は腹巻タイプの腹帯を使用すると、お腹の冷え防止に役立ちますよ。
腹帯と腹巻は違う？
腹巻とは、お腹周りに巻く布を指します。お腹の冷えを予防するため、冬場に着用する人も多いです。基本的には布だけなので、腹帯のようにお腹を支える機能はありません。
腹巻タイプの腹帯は、お腹の冷えを予防しながらお腹を支えられます。お腹がまだ大きくない妊娠初期には、通常の腹巻のように使用できますよ。
腹帯は用途に合ったものを選ぼう！
腹帯は、お腹の冷えや腰痛を予防し、快適な妊婦生活をサポートするアイテムです。
しかし、絶対に着用しなければならないわけではなく、人によっては使わない場合もあります。
腹帯を選ぶ際には、用途に合ったものを選んでください。
使用するべきか迷ったら、かかりつけの産婦人科に確認してみるのもおすすめです。
