お子さまの成長に合わせて必要になる「ジュニアシート」。
でも、
ママISOFIX対応とシートベルト固定、どっちがいいの?
うちの車にも取り付けできる?
と迷うママやパパは多いですよね。
この記事では、ISOFIXとシートベルト固定の違い、付け方や安全性の比較、そして両方使えるタイプの特徴をわかりやすく解説します。
「確実に固定したい」「安全で快適に使いたい」というママ・パパに向けて、後悔しないジュニアシート選びのポイントをお届けします。
ジュニアシートの固定方法は2種類


ジュニアシートには、大きく分けて「ISOFIX固定」と「シートベルト固定」の2つの固定方法があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、車とライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。
ISOFIX固定とは?
ISOFIX(アイソフィックス)とは、車の座席に備え付けられた金具(ISOFIXアンカー)にチャイルドシートを直接固定する方式。
日本では2006年以降に発売された多くの車でISOFIXアンカーが標準装備されており、シートベルト固定に比べて取り付けミスが少ないのが特徴です。
引用:国土交通省
- 取り付け・取り外しが簡単
-
専用金具を座席に差し込むだけで固定できるため、シートの脱着が短時間で行えます。
- 取り付けミスが少ない
-
ISOFIX専用のアンカーに固定するため、ベルトの締め付けやループの間違いによるミスが起きにくいです。
- ドライブ中もぐらつきにくい
-
座席にしっかり固定されるため、走行中の揺れや衝撃に強く、安定感があります。
- しっかりと固定できる
-
チャイルドシートが座席に直接固定されるため、安全性能が高いとされています。
- ISOFIX非対応車には使えない
-
ISOFIXバーがない車では取り付けできないため、対応車種を事前に確認する必要があります。
- 価格がやや高め
-
シートベルト固定タイプと比べるとチャイルドシート本体の価格が高くなる傾向があります。
シートベルト固定とは?
シートベルト固定タイプは、車の3点式シートベルトでジュニアシートを固定する方法。
ISOFIX未対応の車でも使えるため、幅広い車種で利用できます。
- ほぼすべての車で使用可能
-
ISOFIXに対応していない車でも、シートベルトがあれば設置できます。
- 軽くて持ち運びがしやすい
-
構造がシンプルなため、移動や収納が比較的容易です。
- 価格が手ごろ
-
ISOFIX固定タイプに比べて安価で購入できる製品が多く、コストを抑えやすいです。
- 取り付けミスが起きやすい
-
ベルトの通し方や締め付けが不十分だと、固定が甘くなる可能性があります。
- 固定がやや不安定
-
車の座席やベルトの状態によっては、走行中に若干の揺れを感じることがあります。
- 取り付けに手間がかかる
-
ベルトを正しく通し、しっかりと締める必要があるため、慣れるまでは時間がかかることがあります。
両方使える!「ISOFIX+シートベルト対応」のジュニアシート
最近では、ISOFIXとシートベルトの両方に対応したタイプが増えています。
普段はISOFIXでしっかり固定し、祖父母の車やレンタカーではシートベルト固定に切り替えるなど、使い勝手が抜群です。
- 車を2台以上所有している
- 祖父母や親戚の車でも使いたい
- 車の買い替えを予定している
ISOFIX・シートベルト固定の取り付け方ガイド
ジュニアシートは正しく取り付けることで、安全性を最大限に高められます。
ここでは、ISOFIXとシートベルト固定の両方の基本的な取り付け手順をご紹介します。
どちらの方法でも、毎回しっかり確認することが重要です。
ISOFIXの付け方
ISOFIXの取り付け方はシンプルで、初心者でも比較的安全に設置できます。
- 車の後部座席の背もたれ部分にある「ISOFIXバー」を確認。
- ジュニアシートのコネクターをバーに差し込み、「カチッ」と音がするまで押し込む。
- 締め付けがしっかりしているか確認。
- トップテザー(上部固定ベルト)を使用する場合は、指定位置に固定。
ISOFIXバーの位置は車種によって異なるため、取扱説明書で必ず確認しましょう。



バーの位置や角度が合わないと、正しく固定できない場合があります。
シートベルト固定の付け方
シートベルトで固定する場合は、取り付けの手順やベルトの状態を丁寧にチェックすることが安全のポイントです。
- シートベルトをジュニアシート指定のガイドに通す。
- ベルトがねじれていないか確認。
- ベルトをしっかり引き締め、シートが動かないようにする。
- 子どもの肩ベルトの位置もチェック。
シートベルト固定は毎回ゆるみがないか確認することが大切です。
少しの緩みでも衝突時の安全性に影響します。
安全性の比較:ISOFIX vs シートベルト固定
ジュニアシートを選ぶ際には、どの固定方法が安全で使いやすいかを理解することが大切です。
ここでは、ISOFIX固定とシートベルト固定の主な比較項目をまとめました。
| 項目 | ISOFIX固定 | シートベルト固定 |
|---|---|---|
| 取り付けミス率 | 低い | やや高い |
| 安定性 | 高い | 普通 |
| 対応車種 | 限定される | ほぼ全車対応 |
| 使いやすさ | 簡単 | 慣れが必要 |
| 価格帯 | やや高め | 手ごろ |
- 取り付けミス率
-
ISOFIXは専用バーに差し込むだけで固定できるため、取り付けミスが少なく安全性が高いです。
シートベルト固定は、ベルトの通し方やテンションのかけ方によってミスが起こりやすくなります。
- 安定性
-
ISOFIXは金具で直接固定するため、シートのガタつきが少なく衝突時の安全性が高いです。
シートベルト固定はやや動きやすくなります。
- 対応車種
-
ISOFIXバーがない車では使用できませんが、シートベルト固定はほとんどの車で利用可能です。
- 使いやすさ
-
ISOFIXは装着が簡単で、毎回の着脱もスムーズです。
一方、シートベルト固定は慣れが必要で、固定状態の確認も欠かせません。
- 価格帯
-
ISOFIX対応シートはやや高めですが、安全性の高さが魅力です。
シートベルト固定は手ごろな価格の製品が多く、予算に応じて選びやすいです。
安全性を最優先するならISOFIX固定がおすすめ!
柔軟性やコストを重視する場合は、両対応タイプ(ISOFIX+シートベルト固定)を選ぶと安心です。
用途や車種に合わせて、最適な固定方法を選びましょう。
isofix対応のおすすめジュニアシート
8位:Combi(コンビ)JoyTrip Advance
- 肩幅38 cmのゆったりシート&足元ゆとり設計でのびのび座れる
- 軽量&スリム!持ち運びや車内での取付けがラク
- ピタッとたたんですっきり収納できる



子どもが自分で座りたがり、快適そうにしています!
| 対象年齢 | 15か月~12歳頃 | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 76~150cm | 重量 | 7.3kg |
7位:Nebio(ネビオ)LapPit
- 身長に応じて「高さ2段階調節」でき、成長に合わせて使いやすい
- 通気性の良い立体メッシュ生地で、長時間の乗車でも快適。
- シートカバーを取り外して洗える仕様で、汚れが気になりやすい車内でも安心



置くだけのブースターは少し不安だったので、ISOFIX対応のものにしました!
| 対象年齢 | – | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 125~150cm | 重量 | 3.6kg |
6位:DAIICHI(ダイイチ)SAFIX BOOSTER
- 安全基準「R129」に対応した安心設計
- 洗えるカバー付きで、お手入れがしやすい
- 超軽量なのでレンタカーなどへの移動にも便利



着脱が簡単!ISOFIXなので安心感があります♪
| 対象年齢 | – | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 125~150cm | 重量 | 約3kg |
5位:Nebio(ネビオ)PoPPit G
- 1歳頃から12歳頃まで使えるロングユース仕様
- 座ったままリクライニングできるので寝てしまっても安心
- 頭部をしっかり守るヘッドサポート付き



今は付属のベルトを使っていますが、もう少ししたらシートベルトにしようと思います♪
| 対象年齢 | 15か月~12歳頃 | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 76~150cm | 重量 | 9kg |
4位:Aprica(アップリカ)RideCrew(ライドクルー)
- 低反発クッションでお尻を包み込むような座り心地
- 頭を守る「マシュマロGキャッチ」など、側面・前方からの衝撃にも配慮された設計
- 洗濯機で洗える速乾メッシュカバー



子どもが自分で乗り降りできて、私の負担も減りました♪
| 対象年齢 | 3歳半~12歳頃 | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 100~150cm | 重量 | 5kg |
3位:Nebio(ネビオ)ShiftPit
- 最新の安全規格に合わせて設計された安心感
- ヘッドレストの角度調整で、寝ちゃっても頭が前に倒れにくい
- 成長に合わせて座席のみのブースターシートに変身



ドリンクホルダー付きで便利に使っています♪
| 対象年齢 | 3歳半~12歳頃 | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 100~150cm | 重量 | 6.2kg |
2位:CYBEX(サイベックス)Solution G2
- 小学生頃まで使えて「買い替えたくない」方にも安心な1台
- 通気性に配慮されたシートで、長時間のドライブでも快適
- 軽い&コンパクトで車への出し入れがスムーズ



座り心地が良いようで、嫌がらずに座ってくれます♪
| 対象年齢 | 4〜12歳頃 | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 100〜150cm | 重量 | 約5.8kg |
1位:CYBEX(サイベックス)Pallas G2
- 成長に合わせて“15 ヶ月〜12歳頃”まで長く使える
- 片手で操作できる「インパクトシールド」で乗せ降ろしもラクラク
- ヘッドレストがリクライニングして、眠っても前に倒れるのを防げる



ベルトをつけるときのイヤイヤがなくなり、快適です!
| 対象年齢 | 15ヶ月~12歳頃 | 安全基準 | R129 |
| 適応身長 | 76 〜 150 cm | 重量 | 約8.9kg |
ジュニアシートの選び方やおすすめ商品は、こちらもチェックしてみてください。
まとめ:取り付けやすさ+安全性で選ぼう
- ISOFIXは固定力と安全性を重視したい方に最適。
- シートベルト固定は汎用性・コスパ重視の家庭におすすめ。
- 迷ったら「ISOFIX+シートベルト両対応」を選べば安心。
ジュニアシートは、子どもの命を守る大切なアイテムです。
ライフスタイルに合わせて、最適な固定方法のジュニアシートを選びましょう。












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